2019.8.27 火曜日
皆さまこんにちは、エステート事業部の赤上です。
家具のうちでも椅子のデザイナーには多くの著名な方がいます。特にミッドゼンチュリーと云われる20世紀中盤の
1950-60年代には、欧州のデンマークでは多くの木質チェアーのデザイナーが生まれています。ハンス・J・ウェグ
ナー、オーレ・ヴァンシャー、カイ・クリスチャンセンなど・・・。北欧では長い冬の間、住宅の中で過ごす時間
が多いため、インテリアを楽しむ環境があること、そして当時は家具を作るための材料としてのチーク材やマホガ
ニー材などが豊富に確保できたことも影響していたようです。現在では自然保護の観点から伐採制限があり、当時
に比べて良い木材の入手が困難になりました。写真の椅子は、Yチェア。ハンス・J・ウェグナーのヒット作の一つ
、有名な『Yチェア」です。よく見かけるのはピーチ材を使用し、座面のコード(編み紐)部はキナリのものが多いと
思います。ピーチ材はとても軽い為、ダイニングチェアに向いています。最近では、写真のような他の材でつくられ
たものも見かける様になりました。ミッドセンチュリーのヴィンテージ家具についてのご質問は、赤上まで